淡路島と言えば。
やっぱり『花』ですよね。
淡路島は花博が行われたこともあるフラワーアイランド。
島内の様々な施設で美しい花々を見ることができますが、それらに共通するのは『癒し』でしょう。
一面に咲き誇る色鮮やかなお花畑は、見るだけで心が癒やされるものです。
さて、今回そんな『癒し』を求めてやってきたのはコチラ。
あわじ花へんろ札所『アルファガーデン』
淡路島北部にある『アルファガーデン』。
実はこちら、淡路景観園芸学校の敷地内にある庭園なんです。
つまり、園芸教育や調査研究のための場所なわけですが、無料で一般開放されており、自由に出入りすることができます。
そして、この庭園内に、ここにしかない癒しのエリアがあるそうで…。
早速その癒しのエリアを目指して、園内を歩いて行きましょう(かな〜り広いのでご注意)!
園芸学校の学生さんが手入れしているという園内には、なんと約1000種類ものお花が植えられているんだそうです。
中には、リア充なSNSユーザーがシャッターを切りそうな、こんな場所も。
フォトジェニックなトンネルも発見。
なんか違う世界にでも繋がってそうですね!
五感を研ぎ澄ませ!園芸療法ガーデン
そんなこんなで園内散策していると、たどり着きました、癒しのエリア。
え?何の変哲もないって??
そう思うのは、今あなたが視覚だけでしかこの場を見れていないから。
ここは、植物を通して人を癒やす『園芸療法』のモデルガーデン。
視覚だけではなく、聴覚、触覚、嗅覚、味覚、つまり五感全てを使って植物から癒しをもらう場所なのです。
例えばこれは、音の花壇。
風に揺れる葉音やビオトープの水音などに耳を澄まし、自然の音色に癒やされます。
そしてこれは、触れる花壇。
様々な植物に触れると、植物によって驚くほど感触が違うことに気付きます。
僕のオススメはこれ。
『ラムズイヤー』という植物で、何とも言い表しづらい感触です。
なんか…、モフッとした座布団のような…
ぜひ現地で触ってみてください。
さらにこれは、香りの花壇。
いろんな花の香りが楽しめますが、中にはカレーの匂いがする植物も。
他にも食べられる果実があったりと、まさに五感をフルに活用して癒しを受け取るガーデンなのです。
予約すればガイド付きの散策も!
園内には他ではなかなかお目にかかれないような植物もたくさん。
そんなアルファガーデンの植物たちのことを詳しく知りたいという人のために、ボランティアガイドさんが園内を案内してくれるサービスも(水・土・日曜の10:00〜16:00限定)。
公式HPから申込みできるので、ぜひ利用してみましょう!
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アルファガーデン
所在地/兵庫県淡路市野島常盤954-2
営業時間/24時間開放されています
定休日/無休
電話/0799-82-3455
入園料/無料
http://www.awaji.ac.jp/alphagarden/
写真・記事:千葉大輔