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濃厚でなめらか!70年以上続く牧場直営の淡路島ジェラート/VERDE TENERO(兵庫県南あわじ市)

暖かくなってくると恋しくなってくるものの一つといえば、そう!『ジェラート』ですよね。

今回は南あわじ市にあるジェラート専門店『VERDE TENERO(ベルデ テネロ)』をご紹介!

 

牧場直営!『VERDE TENERO』

 

VERDE TENEROは、南あわじ市で70年以上続くシラギク牧場直営のジェラテリア。

2018年5月にできたばかりのお店ですが、オープンしてすぐに若者や地元の方などで賑わい、SNSなどでも今大人気のお店なんです。

 

 

お店の入り口には可愛らしい真っ赤な手書きの看板が。

 

 

店内は、木のテーブルを中心にカフェスペースが広がります。

あちこちに置かれた牛さんアイテムが可愛らしい!

 

本場・イタリア仕込みの淡路島ジェラート

 

VERDE TENEROのジェラートは、イタリア製のポットケースを使用した昔ながらのスタイル。

店長の原あゆみさんが、ジェラテリアを開くために東京と本場・イタリアのボローニャで学んできたというこだわりのスタイルです。

注文方法は、カップ(シングル320円・ダブル450円・トリプル600円)・コーン(シングル320円・ダブル450円)・バンズ(2種まで450円)から選ぶことができますよ。

う~ん、これは迷います!

 

 

VERDE TENEROのジェラートは、ひとくち口に入れると、濃厚且つなめらかな舌触りが印象的。

新鮮な牛乳がそれぞれの素材としっかりマッチしていてとっても美味しい!

シラギク牧場直送の新鮮な牛乳から生まれた『シラギク牛乳』は、お店を訪れたら是非味わってほしいマストの味。

ミルク感たっぷりな味の秘密は、ノンホモ低温殺菌の牛乳。この牛乳を使用することで、風味が損なわれず本来の牛乳の味が楽しめるのだそう。

 

他にも、春には塩漬けの桜の花びらとあんこが入った『あんころポーネさくら』、都美人酒造(南あわじ市)の酒粕を使用した『あまざけ』などの人気メニューが登場。

淡路島で300年ほど前に見つかったオレンジの原種『淡路島なるとオレンジ』を使用した『なるとオレンジ』など、淡路島ならではの素材もたくさんあるのも嬉しいところ。

時期に合わせておおよそ10種類程度の味を、季節を感じながら堪能することができます。

 

70年続く牧場からそのままの味を届けたい

 

オーナーである原 護さん・あゆみさんご夫婦は、元々は社会福祉の仕事に従事していたという経歴の持ち主。

福祉業界で働いていた護さんでしたが、祖父の代から続く牧場を継ぐことになり酪農に魅せられたのだと話します。

「実際に働きだしてから酪農のすごさに気付かされ、苦しい時は苦しい時なりに工夫して突破口を探せそうだ、という面白みも感じてシラギク牧場を継ぐことにしました。その工夫の一つが、このジェラテリアだったんです」

なんと初めはジェラートという商品に魅力を感じていなかった、という驚きのお話も。

「その意識が覆されたのが、イタリア製ジェラート製造機械の展示会で、世界一の講師が作ったジェラートを食べた時。素材そのままの味で滑らか。なんじゃこりゃ、と衝撃を受けましたね」

そのジェラートとの出会いから、『シラギク牧場のジェラテリア』という構想が形になっていったのだとか。

 

 

あゆみさんは、まさか酪農やジェラートに携わることになるとは思ってもいなかったそうですが、今は慌ただしい毎日もご家族に支えられ楽しんでいるのだとか。

「食べたもので私たちの体はできています。牧場の牛乳を始め、素材にしっかりこだわっているジェラートをお届けできたら。フレーバーの組み合わせから生まれる新しい味も楽しむことができるので、是非その楽しさも味わってみてくださいね」

 

成分のバランスと質が良いことで表彰を受けたこともあるシラギク牧場の高品質牛乳を使った、VERDE TENEROのジェラート。

島内では可愛い緑の車で移動販売も行なっており、イベントにも出店しているそうなので、VERDE TENEROファンは要チェック!

あなたも是非この牧場直送の濃厚な淡路島ジェラートを味わいに来てくださいね。

 

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VERDE TENERO

所在地/兵庫県南あわじ市志知鈩1-10

営業時間/11:00~18:00

定休日/火曜日

電話/0799-36-0648

https://verde-tenero.com

 

 

写真・記事:山田 芽実

 

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