1年に1回だけ淡路島の海の上に映画館が登場するのをご存知ですか？
海の上にスクリーンが浮かび、砂浜から映画を観る。そんな素敵な時間を過ごせる映画祭が開催されます。
それが『うみぞら映画祭』です。
■海辺で映画を観るぜいたくなひと時
どうですかこの素晴らしい景色！
実はうみぞら映画祭は人気の海水浴場『大浜海水浴場』で開催されます。海水浴場だけでなく、白い砂浜と松林の美しい景勝地として知られています。
普段はこのような感じの美しいビーチです。このビーチを波音を聞きながら歩いているだけでも気持ち良さそうですよね。
■空の下での上映にピッタリの映画を上映
うみぞら映画祭ではこれまで『ファインディング・ドリー』『モアナと伝説の海』『パイレーツ・オブ・カリビアン』など海を舞台にした映画や、淡路島を舞台にした映画や淡路島で撮影した映画など、淡路島の海で観るシチュエーションを活かした映画を上映してきました。
そして2019年は何と…伝説のロック・バンド『クイーン』を題材にした大ヒット映画『ボヘミアン・ラプソディ』を上映します。
しかも、近年話題の「応援上映」形式で上映されます。応援上映では、映画の上映中に声援を送ったり、音を鳴らしたりと、まるで音楽ライブのように観客自分自身が参加する上映形式です。
屋外で『ボヘミアン・ラプソディ』を応援上映で鑑賞するなんて、気分は本当にクイーンのライブに来たみたい！これも屋外上映といううみぞら映画祭の特徴を見事に活かした作品チョイスですね。
他にもディズニー映画の『ダンボ』も上映予定です。こちらもファミリーで楽しめる魅力的な映画です。
■ナイトマーケットやグランピングも楽しめる
うみぞら映画祭は映画上映だけではありません！
日中から夜まで、淡路島グルメやワークショップが楽しめるナイトマーケットが開催されます。
うみぞら映画祭のユニークな志に賛同した淡路島の名うての料理人たちがそろったグルメの数々は淡路島に来たなら食べておきたい名品の数々！
大浜海水浴場内にはラグジュアリーなキャンプが楽しめるグランピングスペースも登場し、映画以外にも淡路島の魅力をたくさん伝えてきます。
■淡路島の海と空を楽しんでもらいたい
この大浜海水浴場で、さらにこのようなユニークな映画祭を企画した経緯とはどういうものだったのでしょうか。プロデューサーの大継康高さんに聞いてみました。
大継さん「淡路島出身で、淡路島の海と空が大好きだったので、海水浴や景色を眺める以外にも、海を見ながら、波音を聞きながらのんびりとした時間を過ごしてほしいという想いから、ここで映画を上映したらどうだろうかと思い至り、うみぞら映画祭を企画しました」
「うみぞら映画祭の特に注目ポイントはありますか？」
大継さん「海の上に巨大なスクリーンを浮かべ砂浜から映画を楽しむというのは、全国的にも世界的にも珍しい映画祭です。きっと楽しんでもらえると思いますよ」
「うみぞら映画祭の今後の展望を教えていただけますか？」
大継さん「淡路島が舞台となった映画や海が舞台となっている映画を上映していき、映画を通して淡路島の魅力、海のある景色の素晴らしさを再認識してもらえるようなイベントにしていきたいと思ってます」
■今年は5/25・26に開催
『うみぞら映画祭2019』は2019年5月25日(土)・26日(日)に開催されます。
予定がまだ決まっていない方は行ってみるのはいかがでしょうか？
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うみぞら映画祭2019
2019年5月25日(土)・26日(日)
入場／チケット制(前売り券有)
写真・記事：山口賀生
