淡路島北部、淡路市の生田地区(通称:生田村)。
写真の通り、「こんなところにお店なんてあるの?」って疑ってしまうくらいの超田舎な場所なんですが、先日紹介した『古民家カフェと宿 淡』や『ホタルカフェ』など、一風変わった素敵なカフェがある、僕のなかでは結構アツいエリアです。
今回は、そんな生田村のなかでもファミリーや友人グループでも楽しめそうなスポットにやってきました!
そばカフェ生田村
廃園となった保育園を活用して営業している『そばカフェ生田村』。
看板の後ろの原っぱではヤギが出迎えてくれる…はずでしたが、この日は暑すぎて日陰で涼んでいました(笑)。
代わりに出迎えてくれたのはナイスな笑顔の田村さんご夫妻。
そばカフェ生田村をオープンしたのは2010年のこと。
何にも使われていなかった休耕田でそばの花でも愛でようか、とそばの種を植えたことが全ての始まりだったんだとか。
そのうちに「花を見ているだけじゃもったいない」と、実を収穫してそば粉を作るようになり、そば打ちを練習するようになり、ついには生田村の住民15人ほどが協力してお店までオープンすることになりました。
老朽化していた保育園も、今ではこの通りオシャレな和風カフェスタイルに。
ここで普通におそばを堪能することもできるわけですが、今回の目的は別にあります。
生田村で本格そば打ち体験!
そばカフェ生田村では、おそばを食べるだけじゃなく、そば打ち体験までできるんです。
しかも、その体験が超本格的だと評判。
というわけで、そば打ち体験してきましたよ!
まずはそば粉に水を加えて混ぜるところから。
通常、観光客向けのそば打ち体験ではこのような工程は省かれることが多いのですが、本格体験がウリのこちらでは、そば打ち職人が行う全ての作業を体験できます。
最初のうちは決して“こねない”ことがポイントなんだそう。
水の加え方のコツも教わって、生地を作っていきます。
生地ができたら、次は棒で伸ばしていく工程。
なんてことない作業のように見えますが、これが意外にも難しい…。
詳しくは割愛しますが、「ポイントは猫の手」とだけネタばらししておきます。
生地を伸ばしたら、折り重ねておそばの形に切っていきます。
真っ直ぐ均一な太さに切らないといけないんですが、これまた難しい…。
5〜6人前のそば生地を全部切ったら、自作のおそば完成!
自作のおそば試食!
そば打ちが終わったら、最後はもちろん試食です。
おお!途中どうなることかと思ったけど、普通に美味しそう!
この試食までがそば打ち体験に含まれていますが、今回は天ぷらも追加(+300円)。
やっぱり自分で打ったおそばは一味も二味も違いますね。
最後は栄養たっぷりのそば湯で出汁を飲み干し、完食。
本格的だけど、みんなでワイワイ楽しめるそば打ち体験、今度の淡路島旅行にぜひ組み込んでみてください。
特に、夏休みの自由研究ネタに困っている小学生のキミ。
今年のネタはそば打ち研究なんていかが?
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そばカフェ生田村
所在地/兵庫県淡路市生田畑152(旧淡路市立生田保育所)
営業時間/11:00〜15:00
営業日/土・日曜、祝日(平日は予約営業)
電話/0799-70-1478
そば打ち体験料金/2名4000円、3名4800円、4名5600円、5名6000円
そば打ち体験時間/午前の部11:00〜、午後の部13:00〜(開始時間は相談可)、要予約
http://ikutamura.web.fc2.com/
写真・記事:千葉大輔