若人の広場公園と、ホテルニューアワジプラザ淡路島を結ぶ道のほぼ中間地点にあるこちらの道。
ちょっと不安になってしまうような道なんですが、案ずることなかれ。必要なのは、ほんの少しの勇気。
この道をずっと下に行ったところにあるのが今日の目的地です。
こんなところにお店?!雑貨屋『山櫻』
道端に茂るシダ植物を横目にやってきたのは、こちらの雑貨屋『山櫻(やまざくら)』。
可愛らしい赤い屋根の建物と大きな看板が目印です。
写真では伝わりにくいかもしれませんが、こちらのお店は本当に静かでのどかな場所にあり、隠れ家感がすごい!
カバードポーチには、大勢の多肉植物やサボテンたちがお出迎え。
か、可愛い~!!さては多肉好きの私をノックアウトさせにきてる…?!!
夢のような世界が広がる可愛らしい店内
店内に入ると、これまた素敵な雰囲気にノックアウト!(2回目)
それはまるで、夢か物語の中に迷い込んだよう。
こんな可愛らしいお店が人里離れた場所にあることに、改めて驚きます。
お店の存在自体が『まるで宝探しの宝を見つけちゃった感覚』と言えば、少しは伝わるでしょうか。
店内に所狭しと並ぶのは、アクセサリー、インテリア、オブジェから、植物、文房具、古道具まで実に様々なアイテム。
「昔からこういった雑貨が大好きで。一貫性がないからどんなジャンル、と一概には言えないけれど、私自身が好きなものばかりを置いているんですよ」
と笑顔で話してくれた店長の北川さん。
店内のアイテム全てに共通するのは、『センスの良さ』と『ほっこり感』。
可愛らしくほっこりできるような空気感に、「できることならずっとここにいたい」と思わせる居心地の良さ。
それもそのはず。山櫻は、北川さんとお母様、そして娘さんの三世代でお店を切り盛りしているお店。
今回写真撮影は恥ずかしくて…とのことだったのですが、それぞれ絶妙に違うキャラクターが実に魅力的なお三方。
三人で仲良くお話をしている様子は、こちらまで暖かな気持ちになるようななんとも素敵なご家族でした。
このお店の居心地の良さは、そんな北川さんご家族の人柄そのものが現れているからなんですね。
多肉植物と雑貨と
こちらは、北川さんお気に入りのスペース。
日差しがいい感じに入って、ああ、いい雰囲気。
一角には、こんな多肉植物好きホイホイなスペースもあり、しばし取材を忘れプライベートモードで楽しむ私。
「何この植物?!」「どうやって育てればいいですか?」という鼻息荒い質問にも優しく応えてくれる素敵な北川さん…ああ、なんていい時間。
とっても可愛いオンコクラータと鉢をセットでゲットしたのはここだけの話。大切に育てます!
一番人気!JI-JIのステンドグラス雑貨
店内での一番人気は、こちらのステンドグラス雑貨。
淡路島の作家であるJI-JIさんの『お花のイス(2800円~)』です。
彼の作品は、お花や蝶々をモチーフに、瓶や電球などを加工して作られていることが特徴。
どこかしらから感じ取れるこのレトロな色使いや可愛らしい佇まいが、私たちをそっと癒してくれそうな気がする作品たちです。
こちらも人気商品だという、さをり織り作家・かのんさんの『おでかけセット(4200円)』と『ポーチ Sサイズ(1000円)』。
『おでかけセット』は通帳や保険証、パスポートなどが入るサイズで、収納部分が多く様々な用途で使用できそう。
『ポーチ Sサイズ』は、小物入れなどにも最適のアイテム。
どちらもしっかりとした作りで、一つとして同じものはないハンドメイドなので、ぜひ手にとって物の良さを確かめてみて。
いかがでしたか?
南あわじの山の中の、知る人ぞ知る隠れ家雑貨屋『山櫻』。
誰にも秘密にしておきたいとっても素敵なお店でしたが、次にこの物語のような世界に誘なわれるのは、あなたの番かもしれませんよ。
-------------------------
山櫻
所在地/兵庫県南あわじ市阿万吹上町1388-2
営業時間/10:00~18:00
定休日/火曜·金曜(臨時休業あり)
電話/0799-55-2024
https://www.facebook.com/yamazakura2006.6
写真·記事:山田 芽実