多くの食材に恵まれ、あちこちに産直をみかける淡路島。晩夏をむかえるとあちこちでみかけるのが、淡路島の特産でもある島いちじく。今日は編集部が島いちじくのうまみをそのまま味わえるデザートに挑戦です。
おいしい島いちじくの見分け方
ぽってりとまるみがあって付け根まで赤く色づいているのがおいしいいちじく。また、先の裂け目ができ始めた、中の紅い花がみえているのが食べごろのサインです。
8月後半から9月いっぱいまで淡路島のあちこちでみかけることができます。傷みが早いため、持って帰ったらすぐに食べるのがおすすめです。今回はフレッシュないちじくが生きるレシピ!「島いちじくのハニーフルーツサンド」です。
切り口があざやかでフレッシュ!
熟したものだと切り口もピンクであざやか。フルーツサンドの美しい切り口にいちじくが映えるように、贅沢に一つのいちじくを使用します。
さらにいちじくとよくあうくるみ食パンを選ぶのがポイント。サンドイッチ用に薄くスライスしたくるみ食パンに、泡立てた生クリームをぽってりとのせます。切り口にかかる部分にボリュームが出るように伸ばしましょう。
日本蜜蜂のはちみつと相性抜群
淡路島には養蜂を手がける方が多くいるため、いちじくと同じく産直のあちこちで日本蜜蜂のはちみつを購入することが可能です。
生のいちじくは酸味が少なくあっさり。濃厚な日本蜜蜂のはちみつがいちじくの味わいを引き立てます。のばしたクリームの上にたらりとたらします。
断面が美しいフルーツサンドのポイント
フルーツサンドの特徴でもある美しい断面。切り口がきれいに見えるように、いちじくのお尻側が中央にくるようサンドします。
中央をカットすれば完成!クリームの白色といちじくのピンクが鮮やかでおいしそうな断面が現れます。
●材料
島いちじく 1つ
くるみ食パン 8枚切り2枚
生クリーム 100g
きび糖 5g
日本蜜蜂のはちみつ 小さじ1
●レシピ
①生クリームときび糖をしっかりと固めに泡立てます。
②いちじくをきれいに洗って半分にカット。
③くるみ食パンに生クリームを半分塗り、はちみつをたらします。
④②のいちじくを中央にのせます。お尻側が真ん中にくるようにします。
⑤さらに反対側の食パンにも残りのクリームを塗ってサンドします。
⑥あたためた包丁で半分にカットして完成です。
淡路島に訪れた次の日は、島の思い出を話しながらフルーツサンドで朝食なんていかがでしょう。
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レシピ監修:CAFE NOMADO
写真・記事:藤田祥子