淡路島に空飛ぶいちご農園!?
「淡路島に空飛ぶいちご農園がある」と聞いてやってきたのは、淡路島北部の見晴らしのいい丘の上。
そこにあったのは、2019年2月にオープンしたばかりの『GREENARIUM awajishima(グリナリウム)』。
こちらでは、家族レジャーの定番、いちご狩りが楽しめるわけですが、どうやら普通のいちご狩りじゃないみたいです。
気になるので早速いちごハウスに行ってみましょう!
風力発電の風車を望む絶好のロケーションにある巨大ないちごハウス。
中に入ってみると…
なんだこれ!!
いちごが宙に浮いてる!!
なるほど、『空飛ぶいちご農園』ってこういうことだったんですね。
グリナリウムの社長・大森さんに話を聞いてみると、こういった栽培方法でいちごを育てているのは日本ではかなり珍しいようで、まさにここでしか見られない風景なんだそう。
いちごを見上げてピクニック!
このハウスの中で楽しめるのが『いちごピクニック』(1000円)。
いちご1パック付きで、空飛ぶいちごの下でピクニックができちゃいます。
いちご狩りの歴史上、こんなにフォトジェニックだったことがあったでしょうか!!
いちごを食べる手も写真を撮る手も止まりません!
レジャーシートや折りたたみ机を無料レンタルしてくれるというのも嬉しいポイントです。
摘み取りエリアでは、いちごをハサミで摘んで量り売りで購入することができるようです。
摘み取ったいちごは持ち帰ることもできるし、もちろんその場で食べてもOK。
いちごピクニックは2〜5月までですが、春からはトマト狩りもスタートするんだとか。
2月時点ではまだ色付いていないですが、普通のスーパーでは見たこともないこんな珍しいトマトも。
大森社長は元々(というか現在も)トマト農家だそうで、トマトづくりには特に自信があるみたいです。
そんな大森さんが作る15品種のトマトが食べられるトマト狩り…、春になったらまた来てみなくては!
ピクニックのあとはカフェレストランで
グリナリウムにはカフェレストランも併設されています。
もちろんただのカフェレストランじゃなく、農家経営ならではのメニューがいっぱいです。
ランチメニューもありますが、ちょっと喉が渇いたので今回はこれをオーダー。
うっすら赤く見えているのは、もちろんいちごです。
その他、牛乳や練乳が入ったビニールパック。
これが何なのか、勘のいい人ならもう分かりましたよね?
この『もみもみイチゴミルク』(600円)は、自分でいちごを潰してイチゴミルクを作る楽しいドリンクなんです!
細かく潰して全体にいちごの味を広げるもよし、あえて粗めに潰して果肉感を楽しむもよし。
もう飲む前から分かる。美味しくないわけがないじゃん。
そんな、農家経営ならではのエンタメが楽しめるグリナリウム。
人気すぎてかなり混雑しているので、必ずHPで予約してから行くようにしてくださいね!
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GREENARIUM awajishima
所在地/兵庫県淡路市野島常盤1550-10
営業時間/10:00〜16:00
定休日/不定休
料金/いちごピクニック 4歳以上一人1000円、3歳以下無料
予約/HPより要予約
https://www.greenarium.jp/
写真・記事:千葉大輔