南あわじ市のとある場所にあるこちらの建物。
みなさん、この建物が何だか分かりますか?
工場?倉庫?いいえ、違います。
これ、実はカフェなんです。
淡路島玉ねぎ倉庫跡の『志知カフェ』
「なんでこんな倉庫みたいな建物?」みなさんそう思われるでしょう。
僕もそう思いました。
この『志知カフェ』オーナーの町口さんに聞くと、この建物は正真正銘の“玉ねぎ倉庫”なんだそう。
つまりここは、かつて玉ねぎ倉庫だった建物を改装して営業しているカフェなんですね。
ただ、店舗の外壁には大きな看板もありませんから、遠目に見ると倉庫そのもの。
ではちょっと店内に入ってみましょう。
!!!!!!!!!!!?
全然想像してたのと違う!!
無機質な倉庫的印象は一気に吹っ飛びました。
いや、確かに、天井の高さとかコンクリの床とかは倉庫の感じなんですが。
外観とはかけ離れたオシャレ店内に驚き。
トッピングインパクト!淡路島オニオンカレー
店舗のインパクトばかりに目が行ってしまいますが、メニューの方はどうなのか。
ちょっと注文してみましょう!
名物メニューの気配がするこの『淡路島オニオンカレー』。
カレールーには水は加えておらず、水分は玉ねぎと赤ワインのみなんだとか。
もうこの時点で美味しそうですが、何やら上にフライのトッピングが重なっています。
ルーには大量に玉ねぎが使われているようですが、トッピングも玉ねぎ!
これが甘くて美味しい!
熱を通すと淡路島の玉ねぎってこんなに甘くなるんだなぁ…。
ちょっとスパイシーなカレーと相性バッチリです。
その他、『淡路牛ローストビーフのせ』なんていうインパクト大なトッピングも。
もうひとつ、『からあげプレート』も注文してみました。
実はこれが一番人気メニューらしいです。
唐揚げの味を説明するのは難しいですが、確かにこの唐揚げ、良い!
何が良いって、ある意味カフェメニューらしからぬ唐揚げの大きさ!
一口では全然食べられないほど大きいこのサイズだからこそのジューシーさが味わえます。
でも個人的に一番秀逸だと思ったのが、プレートの奥に盛られているサラダです。
いや、正確にいうと、そのドレッシング。
このサラダにかかっているオリジナルのとうもろこしドレッシングが革命的に美味しい!
あまりにも衝撃的だったので、自宅用にドレシング2本買って帰りました(店舗内で売っています)。
サラダはカレーにも付いているので、志知カフェに来たらよ〜く味わってみてください。
インパクトMAX!エスプーマかき氷
店舗内外観から、淡路島オニオンカレー、とうもろこしドレッシングなど、いちいちインパクトが強い志知カフェですが、最も目を引かれたのがこちら。
一瞬何なのか分からないかもしれませんが、これ、かき氷です。
特徴はもちろん、ソースです。
通常のかき氷ソースとは明らかに違いますね。
これは、エスプーマのかき氷なんです。
あらゆる食材をムース状にできるエスプーマの機械で作ったベリーソースがかき氷の上にたっぷり。
こぼれんばかり…、というか思いっきりこぼれています。
生クリームをつなぎにしているので、とっても濃厚かつ滑らかで、リッチな口当たり。
先ほどの『エスプーマベリー氷』(1000円)の他にも『エスプーマキャラメルミルクティ』(1000円)などいくつかのバリエーションがあります。
2018年夏からの新メニューで、当初は夏季限定の予定だったそうですが、人気のため一年中販売しているそうです。
淡路島のエスプーマかき氷、ぜひ試してみてください!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
玉ねぎ倉庫跡地 志知カフェ
所在地/兵庫県南あわじ市八木新庄447-1
営業時間/11:00〜17:00(16:00LO)※土・日曜は11:00〜19:00(18:00LO)
定休日/月曜
電話/090-6371-3403
https://shichicafe.jimdo.com/
写真・記事:千葉大輔