はい、今回は『世界一』を見にいくクルーズの紹介です!
何の世界一かって?
淡路島エリアで『世界一』と言えば、これしかありません。
『渦潮(うずしお)』です。
淡路島の南端に接する海『鳴門海峡』は、世界三大潮流に数えられるほどの激流の海として知られています。
その鳴門海峡では、最大で直径30mにもなる世界一巨大な渦が発生するのです!
1時間の爽快な船旅『うずしおクルーズ』
そんな世界一の渦潮に大接近できるクルーズが淡路島南部の福良港から運行されています。
それが『うずしおクルーズ』です!
うずしおクルーズでは二隻の船が順番に運行していますが、今回乗船するのは写真の『咸臨丸(かんりんまる)』。
かつて、勝海舟が日本人で初めて太平洋横断を果たした際の蒸気帆船を復元したレトロなクルーズ船です。
スタッフさんに見送られながら、約1時間ののんびりクルーズ始まりはじまり!
途中、「ファーーーン!」という大きな汽笛が。
何事かと思えば、もう一つのクルーズ船『日本丸』とすれ違う瞬間でした。
恥ずかしがらず、汽笛と同時に大きく手を振りましょう!
渦潮が発生するポイントは、鳴門海峡に架かる大鳴門橋の真下あたり。
到着までは少し時間があります。
そこで…
持参のビールと海鮮串焼き!!
そうなんです、こちらのクルーズ船、食べ物も飲み物も持ち込み自由!!
潮風に吹かれながらの一杯、マジ、サイコーです。
福良港の周辺には、福良マルシェや露店などお店がたくさんあるので、乗船前に買い込んでおきましょう!
冬にはクルージング中にカモメの餌やりもできるんだそうですよ。
大鳴門橋の不思議海流に注目!
そんなこんなでクルージングを満喫していると、見えてきました大鳴門橋!
大鳴門橋の真下あたりまで来るとこんな感じ!
写真では伝わりづらいかもしれませんが、なんと海に段差があるんです。
理由はよく分かりませんが、大鳴門橋を境に瀬戸内海側と太平洋側で潮位に差があって、海の一部だけがまるで激流の川みたいになっています。
不思議海流ですね!
そして、ついに!
渦潮が出現しました!
正直、大きな渦潮が見られるかどうかは時の運なんですが、この日は結構大きな渦潮を見ることができました。
渦潮は、現れては消え、消えては現れ、の繰り返しなので、大中小いろいろな規模の渦潮を見ることができます。
巨大渦潮が現れたときの迫力はまさに別格!!
乗客からも大きな歓声があがります。
大鳴門橋の下をしばらく周遊したら、再び福良港へと戻って、約1時間のクルーズは終了。
大きな渦潮が見られる可能性が高い時間帯は日によって異なります。
うずしおクルーズの公式HPには、その可能性が高い時間帯が記載されていますので、事前にチェックしておきましょう。
そして、乗船前にはビールとおつまみの用意をお忘れなく!!
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うずしおクルーズ
所在地/兵庫県南あわじ市福良港
営業時間/9:00〜17:00
定休日/無休
電話/0799-52-0054
料金/大人2000円、子ども1000円、幼児は大人1名につき1名無料
http://www.uzu-shio.com/
写真・記事:千葉大輔