突然ですが、私は今どこにいるでしょうか?
左手には池。目の前には、このまま行くと森の中に入ってしまうんじゃないかと思わせるほどの草木に囲まれた小道…
その答えは、この道を歩くこと数十秒で判明!ドキドキ…
ワッフルが有名!淡路島南部の『ふくカフェ』
たどり着いたのはこちらのお店!
淡路島の数あるカフェの中でも人気が高い『ふくカフェ』です。
トレードマークのふくろうが可愛らしいですね〜!
古民家をリノベーションした店内
店内に入ると最初に目がいくのが、立派な天井の梁。
ふくカフェは、築110年以上経つ古民家をリノベーションして2011年にできたカフェ。
先ほどの写真からもわかるように周りは緑に溢れており、ここを訪れるだけで日常の喧騒から離れられるよう。
カフェ内には、至る所にふくろうが。
さあ、この中にふくろうが何羽いるかわかりますか?(答えは記事の最後に)
ふくカフェ名物のワッフル!
ふくカフェの顔とも言える商品が、ワッフル。
実は、カフェのオープンにあたり一から学び作り始めたというメニューなのだと聞いて驚き。
ふくカフェのワッフルは、『淡路島牛乳』や『北坂養鶏場の卵』など淡路島産の材料を用いたワッフルで、今では満場一致で「ふくカフェと言えばワッフル」というほどの人気ぶりなんです。
特に若い女性からは熱い支持を受けており、最長で2時間待ちの日もあるのだとか!
ワッフル人気、恐るべし…!!
中でも不動のNo.1を誇るのが、こちらの『ベリーベリーワッフル(800円)』。
木苺、ストロベリーに自家製フランボワーズソースをかけた、果実の甘酸っぱさとアイスクリームの優しい甘さのバランスがクセになるワッフルです。見た目も可愛らしくて一番人気なのも頷けますよね!
二番三番人気の『チョコバナナワッフル』、『キャラメルナッツワッフル』や月替わりの限定ワッフルも見逃せない!
『淡路島鳴門オレンジソーダ(600円)』は、これからメニューに仲間入りするニューフェイス。
輪切りの鳴門オレンジ、少し苦みのあるピールとシュワシュワのソーダがなんとも涼しげ。
これからやってくる初夏には、この爽やかでちょっぴり大人な味を楽しんでみてはいかが?
ふくカフェは自家焙煎珈琲も自慢!
ワッフルがメインなのかと思いきや、いえいえ、実はもう一つお店の自慢が。
それは『コーヒー』。
自家焙煎珈琲の豆にこだわっていて、生産する農園と直接繋がっているということ、生産者の顔が見えるということが自慢なのだそう。
優しそうな笑顔でお話ししてくれたオーナーの樫本さんは、大のコーヒー好き。
旅が好きで、旅先の美しい風景を見ながら飲むコーヒーに勝るものはないのだとか。
「ワッフルによっても、それぞれ合う自家焙煎珈琲の種類が違うので、注文時などにスタッフに聞いてみてくださいね」
大阪出身で、以前は京都のホテル業界で働いていたという樫本さん。
転勤で淡路島に来ることになり、ご縁がありこちらの民家を譲り受けカフェをすることになったのだそう。
では、なぜ『カフェ』だったのでしょうか?
「僕自身が仕事で大変だった時、カフェに癒された経験があったんですよね。現代のストレス社会に疲れた人たちに自分を取り戻す時間を過ごしてもらったりだとか、ほっこりできる時間を提供できる場所になったらいいよね、という思いでこの『ふくカフェ』を作りました」
『ふくカフェ』の由来は、樫本さんが好きな『ふくろう』から。
福を呼ぶとされるふくろう。今回樫本さんご夫婦のアットホームな雰囲気から、とてもぴったりなお店の名前だなと感じました。
大きなふくろうのイラストが施された販売車で、大阪や神戸など、関西圏でも活躍しているというふくカフェ。
ほんの少しだけ時を忘れてこのほっこりした空間を味わいにきてはいかが?
※ふくろうクイズの答え:4羽(左から、壁時計、カゴ、エアコンの右下、照明)
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ふくカフェ
所在地/兵庫県南あわじ市倭文長田224
営業時間/10:00~18:00(ラストオーダー17:30)
定休日/木曜、第2・第4金曜日
電話/0799-53-6170
http://www.fuku-cafe.net
写真・記事:山田 芽実