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淡路島知られざる名店~その扉、開けてみました~vol.2/cafeロス・オン・ワイ(洲本市)

中東部
淡路島の知られざる名店

2018.04.17


普段、わたしたちが何気なく通りすぎている、数多くのお店。その中に、気にはなるけど、一人で入るにはちょっと勇気がいる。そんなお店は、ありませんか?この連載では、誰もが知っている“話題の人気店”とは一線を画した、地元民でも知る人ぞ知る、隠れた名店をご紹介。さぁ、勇気を出して。あなたも一緒に、その扉を、開けてみましょう。

 

■5児の母が作る、家庭の味

2回目に紹介するお店は、“淡路の銀座”とも呼び名の高い、洲本市で多くの飲食店が立ち並ぶ、堀端筋の一角にありました。

そこは商店街に入る一歩手前に佇み、一風、どこか南国の雰囲気も漂う外観と、可愛らしい手書きのメニューボードが出迎えてくれました。店内の様子を窺うことができないすりガラスのドアが一層、緊張感を高めます…!いざ!その扉、開けてみました!!

意外にも、中はポップ!シンプルな外装からは想像がつかなかった、遊び心が光る、まるで子供部屋のような可愛らしい店内です。

ウッドベースのテーブルに、ギンガムチェックやカラフルなパッチワークが映えます。

賑やかな内装なのに、なぜか落ち着く、不思議な空間。

そう、ここはゆったりと落ち着く、まるでお家に居るような空間で“家庭的な料理”を楽しめるカフェ。早速、お腹がぺこぺこだったのでランチをいただくことにしました。

今回注文したのは、お店でもオススメの「ワンプレートランチ」。野菜たっぷりのサラダに添えられた日替わりメニューのポークチャップに、優しい味のミニグラタン。ちょっとずつ食べられるのが嬉しい、地元食材を使ったおそうざいと、オシャレなグラスに入ったさっぱり酢の物。そしてごはんとお味噌汁に、食後のドリンクがついてなんと\1,000!や、安い…!一人暮らしの私にとっては、こんなにバランスの良い食事は嬉しいの一言。なんだかこの一食で、一日分の野菜と栄養を全て補えた気分になりました。笑

それもそのはず、店主の松尾さんは、なんと5児のお子さんを育てる“リアルお母さん”!子育てをしながら、昼間のランチだけでなく、夜も切り盛りしているとてもパワフルなお母さんなのです。そんな店主が作る家庭的な料理…そりゃ、間違いなく美味しいに決まってますよね!

 

いまの時代、どこも注目を集めているのは“インスタ映え”するお店が中心。そんな中、「“今日は家庭的な料理が食べたい”そう思った時に、家に帰るような感覚で来てもらえる、そんな居心地の良い場所になりたいんです。」ロス・オン・ワイは、どこか懐かしく優しい母の味を思い出すような、ほっと一息つきたいお店として、まさに知る人ぞ知る、地元民から愛されるお店なのでした。

 

■隠れ名物!? 種類豊富な本格派ケーキ

いまのカタチのロス・オン・ワイができたのは、3年前のこと。実はそれ以前からお店はあって、当時そこで働いていた松尾さんが、次の担い手として、お店を引き継がれたんだとか。「メニューも大きく変わっていないし、得意料理も特にないんです。」と、とにかく初めから謙遜される松尾さんでしたが、実は私は知っていました…ロス・オン・ワイのケーキが、めちゃくちゃ美味しいと評判なことを!!伺ってみると…ありましたありました!!

メニューボードも控え目!!そして種類がこれまた豊富!!!

高校時代からお菓子作りが好きだったという松尾さんが作るケーキは、独学とは思えないほど、どれも本格的!私は左奥の「抹茶のガトーショコラ」をいただきましたが、贅沢に広がる抹茶の香りと、食べたことのない口どけに感動!やみつきになる食感で、あっという間に完食してしまいました。「もっとお店の売りとして推し出した方が良いですよ!」と勢い思わず伝えると、「自分が好きで作っているだけなので…。」と、やっぱりどこまでも謙虚な松尾さんなのでした。

扉を開けてみたら…

 

地元民から長く愛され続ける、どこか懐かしい家庭的な料理と、思わず顔もほころぶ本格スウィーツを楽しめる、居心地の良い、優しい空間が広がっていました。

 

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cafeロス・オン・ワイ

所在地/洲本市本町5-3-27

営業時間/月~土 AM11:30-PM14:00

木~土 PM20:00~

定休日/不定休・日曜日

TEL/090-1000-7001

 

写真・記事:藤本沙紀

 

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