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焼くだけが『万願寺とうがらし』じゃない ~ 淡路島の旬を料理してみようvol.1

多くの食材に恵まれ、あちこちに産直をみかける淡路島。おいしそうだから買ってみたけど、どう料理すればいい?なんて困ったことはありませんか?そんなみなさんのために、編集部が産直でみかけた素材でアレンジ料理に挑戦。今回は『万願寺とうがらし』を料理してみます。
 
 

焼くだけが『万願寺とうがらし』じゃない

今回チャレンジする『万願寺とうがらし』ってみなさん手にしたことはありますか?
 
焼いてお醤油をかけたり、揚げ浸しにしたり……。シンプルな食べ方が多く、他の活用法が見つかりにくい『万願寺とうがらし』。
 
もっと活用してほしいっ。ということで、味の良さを生かした『万願寺とうがらしの甘夏マリネ』を作ってみたいと思います!
 
 

油を使うと栄養分もアップ!

種が少なく辛みがないので、まるごと食べられるのが特徴。軽くあらって水気をふいてこのまま素揚げにしていきます。中身がはじけるのでフォークなどで穴をあけておくと安心です。
 
 

おすすめは米油。クセがなく、素材のもつ甘みを引き出してくれます。とうがらし類は油と相性がよく、βカロテンの吸収率がアップするそうです。

 
 

170度~180度の油で素揚げしていきます。1分ほどで火が通りますよ。

 
 

仕上げはフレッシュな甘夏で

柑橘があれば甘夏でなくてもOK!淡路島では柑橘もあちこちでみかけることができます。今回は同じ産直で見つけた甘夏を贅沢に一つ絞って揚げたての万願寺とうがらしをボウルであわせます。

 
 

少しとっておいた果肉と、山椒をあわせます。こちらの山椒は収穫時期に塩漬けにしたもの。醤油でたいたものやパウダーでもおいしいですよ!

 
 

あとは冷蔵庫で1時間ほど冷やして完成です。好きなフルーツの果汁とあわせて冷やすだけ。万願寺とうがらしの甘みと果汁の酸味で夏らしくさっぱり。そうめんにのせたり冷奴と味わうのもおすすめです。

 
 
●材料

万願寺とうがらし 7~8本
好みの柑橘    1つ
塩山椒もしくは山椒パウダーと塩

 
 
焼く以外のレシピで食卓で人気になりそうなレシピ。淡路島の産直で『万願寺とうがらし』に出会った方はぜひチャレンジシてみてくださいね。

 

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レシピ監修:CAFE NOMADO
写真・記事:藤田祥子

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